【脚本コンクールの傾向と対策!】受賞のために必要な要素5つ

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脚本コンクールに応募しようといている方・・・

コンクールで賞を取って脚本家デビューしたい!でもどうすれば賞を取れる脚本が書けるかわからない。

ヒセオ
ヒセオ

コンクールには傾向がある!今回はコンクールで最終選考に残る確立をあげるための要素を5つ解説していきます。

この記事で分かること・・・
■ コンクールの傾向と対策
■コンクールで勝ち残るために必要な物語の要素5つ

当たり前ですが、この記事を読んだからといってコンクールで大賞を取れるとは言えません。

受賞を目指すにあたって役に立つ創作術を自信を持ってお伝えします。

コンクールで最終選考に残るために必要なもの

僕が思う、コンクールで最終選考に残るために必要な物語の要素は5つあります。

  1. テーマ
  2. 新しい視点
  3. 面白いキャラクター
  4. 主人公の成長

この記事では、上記であげた5つの要素について説明していきます。

①テーマの見つけ方

結局何が言いたいのかよく分からない作品は受賞しません。

逆に作者の思いが作品に反映されている脚本は強いです。

「テーマなんかなくても自分が書きたい物語を書くべきだ」という人や「テーマなんて意識しなくてもあとから勝手にできるものだ」という考えの人もいるかと思います。

天才や上級者ならそれでいいのかもしれませんが、僕は作品を書く前にテーマをしっかり決めるべきだと思っています。

そうすることで、物語をブラさず書くことができます。

でもそんな大それたテーマなんていえるような考えは自分にはないよという人もいるかと思います。

でも大丈夫です。

テーマとは基本、既存の価値観の再認識に過ぎません。

逆に普遍的なものこそテーマになりうるのです。

◎テーマの見つけ方のコツ

実際にスクールで教えてもらって、僕がやっている方法なのですが、テーマを名言から引用する方法がオススメです。

ネットで『名言』と調べるとたくさん出てくるのでその名言をテーマとして参考にます。

たとえば

●敗北は失敗ではない、やろうとしなかったことが最大の失敗だ

●つまらぬ財産を持つより立派な希望を持つ方がマシだ

●恋愛はチャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う

こんな感じの名言が出てくるのでそのままテーマにしてもいいと思います。

注意点としては、自分が本当に信じられるものをテーマにしましょう。

そうしないと書いていてつまらないので。

②新しい視点とは何か

大賞を受賞するような作品には必ず今っぽさがあります。

これはユーチューバーとか人工知能などを書けという意味ではありません。

  • “今”この時代を反映したテーマはあるか。
  • “今”この時代にしか出ないセリフはあるか。
  • “今”この時代にしか現れないキャラクターがいるか。

特にテレビドラマなどの脚本は“今”が大事なのです。

こういった今っぽさを少しでも意識してみてください。

こういった今っぽさを敏感にキャッチできるようニュースを見ることもオススメですが、僕はツイッターのトレンドとかをよく見ています。

とにかく何でもいいのでアンテナを張っておくことが大切です

③面白いキャラクターを作るには

極論、キャラクターが面白ければ平凡な話でも面白くなります。

どこかで見たことあるようなキャラクターの話は退屈です。

逆に奇をてらいすぎたキャラクターには誰もついていけません。

キャラクターを簡単に面白くするためには“ディテール”を作ることです。

たとえばこんなキャラクターがいたとします

  • いつも胃腸薬を持ち歩いている
  • 家でイカスミパエリアを作るのが趣味
  • 綿棒で思いっきり耳をほじくるのがストレス解消
  • 馬の鳴き声のようなクシャミをする

これだけで生きている本当の人間っぽく見えてきませんか?

この世界中で、まったく同じ人間は一人もいませんよね。

生きている人間オリジナリティーのあるキャラクターなのです。

面白いキャラクターの書き方についても詳しく掘り下げて別の記事でまた書きたいと思います。

④主人公の成長を見せるには

何も変化がない物語は、物語ではありません。

必ず物語の中では何かが起きて、キャラクターに変化があります。

変化のある物語とは、キャラクターが成長する物語です。

そして、キャラクターの変化というのはこう言い換えることもできます。

キャラクターの変化キャラクターたちの関係性の変化です。

たとえば・・・

  • 最初、赤の他人だった二人が、最後、結婚することに
  • 最初、仲の悪かった二人が、最後、親友に
  • 最初、会話のなかった親子が、最後、和解する

ここでは少し極端な例を挙げましたが、コンクールで受賞する作品には必ずこういった変化があります。

⑤運がなければ受賞はできない

作品とは関係ないですが、受賞するためには運も必要です。

もうこればかりは僕もどうしたらいいのか分かりません。

ですのでコンクールに落ちたからといって、あまり思い込みすぎず、昔の自分と比べて上手くなったかどうかを優先して考えましょう。

そして創作を楽しみましょう。

ぜひコンクールに応募する際は今回あげた要素を意識して してみてください。

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